開院当初より、心房細動診療、心臓病診療に関しては、プライマリ・ケアの枠を超えた高度な医療を目指すべく努力しております。
【心房細動診療】
患者さんの脳を守るための治療(抗凝固療法)、患者さんの症状を取るための治療(心拍数調節、抗不整脈薬、カテーテルアブレ—ションの紹介)を積極的に行っております。
抗凝固療法については、月300名弱と多くの患者さんを診療しております。
受診患者さん、ご家族と当院医療スタッフとの間で、治療のゴールが「脳こうそくにならない」「動悸を起こさない」の2つであることをしっかり確認するようにします。
そのためのくわしい患者さん用のパンフレットも作成いたしております。
※以下のサイトに無料登録することにより入手できます。
ケアネット患者向けスライド「脳梗塞予防薬(抗凝固薬)を飲むにあたって」
【心臓病診療】
院長は、仙台市立病院循環器科や国立循環器病センターで約16年間心臓病診療に携わっておりました。
そうした経験を生かすために、以下のような最新の医療機器を設置し、小さな診療所でも大病院並みの診療体制を目指しております。
心臓病の診断と治療のため、仙台市及び周辺県市町村から通院される方、紹介される方は月平均800名を超えます。
【心臓病の検査機器】
世界最軽量のホルター心電図です。
携帯型心電計です。
主に心臓を見るために開発された超音波診断装置です。
腹部、甲状腺、頚動脈の診断にももちろん威力を発揮します。
血圧脈波検査装置です。
腕と足の血圧の差を見ることにより、少なくとも腕から脚にかけての大動脈の動脈硬化の度合い(硬さと詰まり具合)がわかるようになりました。
直接脳や心臓の動脈硬化を測るわけではありませんが、この検査によりある程度脳や心臓の動脈硬化の予測がでできます。また糖尿病の方などでは、足の動脈硬化を早めに見つける手掛かりとなります。
血液凝固分析装置です。
脳塞栓予防のため、ワーファリンを服用している患者さんの血液凝固度をその日のうちに測定し、適切な量を服用していただいております。
心臓ペースメーカー、植え込み型除細動器装着の皆様へ
心臓ペースメーカー、植え込み型除細動器を装着されている方は6ケ月に1度、作動状況の点検をしております。
こうしたペースメーカークリニックを随時行っております。