2020年5月、日経BP社から「プライマリ・ケア医のための心房細動入門・全面改訂版」を出版いたしました。前回の初版から6年が経過し、さらに最新の内容を盛り込んでバージョンアップいたしました。患者さんにもわかりやすい内容になっています。ぜひお手に取ってご覧ください。
プライマリ・ケア医のための心房細動入門・全面改訂版
2020年版ガイドラインを反映して全面刷新!
心房細動診療の疑問にわかりやすく答えます。
心房細動診療のエキスパートであり、プライマリ・ケアの現場で活躍する著者が、様々な疑問に答えます。循環器疾患を専門としていない臨床医や研修医を中心に、心房細動診療に向き合う、全てのプライマリ・ケア医の必携書。心房細動診療に関わる看護師や薬剤師、管理栄養士などにも参考になる内容です。
患者背景によって、治療方針が大きく変わる心房細動への新たなアプローチとして、心房細動の症例を「単純か複雑か」で分類して、診断・治療を考える新たな視点を提案。生物医学的アプローチを優先する「単純症例」、心不全など多くのリスク因子が併存する「複合症例」、心理社会的アプローチも吟味すべき「複雑症例」に分けて、患者の増加と高齢化が進む心房細動の診療について丁寧に解説します。
2014年に初版発行。この全面改訂版では、新たに発表されたエビデンスや、日本循環器学会「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」を反映しました。
プライマリ・ケア医のための心房細動入門
最新の学会ガイドライン(2013年改訂版)にも対応!
日経メディカル Onlineの大人気連載が待望の書籍化。
心房細動診療を「リスクマネージメント」としてとらえ、抗凝固療法の意思決定や進め方を豊富なエビデンスと共に解説した入門書。
患者数が急増し、治療方針も大きく変化した心房細動の診断・治療を、症例や最新のエビデンスを交えてわかりやすく解説します。
指導医と研修医の会話形式で、心房細動診療の素朴な疑問に答えます。
日本循環器学会の心房細動治療(薬物)ガイドライン最新版にも対応しています。
心房細動の抗凝固療法
心房細動は,現在日本に100万人以上いると推定されているcommon diseaseであり,プライマリ・ケア医も遭遇することの多い疾患である.心房細動では血栓が生じやすく,脳梗塞リスクの高い患者ではその予防のために抗凝固療法が必要であるが,出血リスクが高まるため,苦手としているプライマリ・ケア医が多い.本書では,自身もプライマリ・ケア医の現場に身を置く第一線の専門医が,心房細動の抗凝固療法を行ううえでプライマリ・ケア医が知っておくべき知識を余すところなく解説.
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